肌バランスが乱れてしまうタイプは、乾燥肌、脂性肌、乾燥と脂性肌混合などおおまかに3つのカテゴリーに分けられます。そのうち脂性肌は、通称オイリー肌とも呼ばれます。オイリー肌は男性ばかりでなく、女性でも悩んでいる人も多いようです。オイリー肌とは、皮脂が通常より多く分泌されてしまう状態のことです。

皮脂は肌に潤いを与え、外的刺激や感染症から守ってくれるバリア機能もある重要な役割りもありますが、必要以上に分泌されることによって、逆にほこりなどがつきやすく、手で触れたときもベタベタ感があり、テカリも出てしまいます。

オイリーゆえのにきびが化膿すると、医療機関での治療も必要になってしまうことも多いようです。こうしたニキビを防ごうと、オイリー肌の人はついつい洗いすぎてしまうことがあります。

しかし、清潔を意識して洗いすぎると肌を守ってくれている皮脂膜を必要以上に取ってしまうことがあります。そうなると、肌自身が皮脂を過剰に分泌することで、失った皮脂膜を取り戻そうとしてしまうのです。

清潔を意識しすぎることで、結局オイリー肌を悪化させてしまう場合が多いのです。また、思春期や更年期といったホルモンバランスが乱れる時期は脂質も増えやすいので、そういった時期にオイリー肌になる人も多いようです。

また、オイリー肌の人は、甘いもの、脂質、アルコールなどを過剰に摂取している場合もあり、食生活や生活習慣なども大きく関係していることもあるようです。

コメント